こんにちは、中小企業診断士の谷村です。
千葉県では2026年2月2日(月)から、「意欲と能力のある林業経営者等」の公募が行われます。この申請にあたって「経営診断書」の作成に頭を悩ませている経営者の方も多いのではないでしょうか。
今回は、この公募の概要と採択の鍵を握る経営診断書について解説します。
1.はじめに(公募の概要と重要性)
現在、国内では適切な管理がなされていない森林について、所有者の意向を確認した上で市町村が管理を引き取り、更に林業経営に適した森林については企業に管理を再委託する動きが加速しています。これを「森林経営管理制度」と呼び、市町村は一定の基準を満たし、効率的に森林管理を実施できると判断された企業を「意欲と能力のある林業経営者」として登録します。
千葉県が実施する今回の公募は、まさにこの「意欲と能力のある林業経営者」となる企業を選ぶものです。この認定を受けることで、以下のようなメリットがあります。
- 森林整備の受託: 市町村から再造林などの業務委託を受けられるようになります。
- 補助金の活用: 林業関連の補助事業において、優先採択や加点対象となるケースが増えています。
- 社会的信頼の向上: 「県が認めた経営体」として、地権者や金融機関からの信頼が向上します。
2.申請の壁となる「経営診断書」とは?
ここで公募要領に記載のある申請書類を確認しますと、以下の記載があります。
(登録の申請) 2
(10) (6)において直近の事業年度における貸借対照表、損益計算書又はこれらに類する書類に記載された経理状況が良好でない場合にあっては、中小企業診断士又は公認会計士の経営診断書や県事業による経営改善指導結果等による今後5年以内に健全な経営の軌道に乗ることが見込まれることを証明できる書類の写し
申請書類は登記の証明書や納税証明書など所定の手続きで取得できるものが大半ですが、(10)に記載の経営診断書だけは少し異なる書類となります。これは、「経理状況が苦しい状況にある企業においては、中小企業診断士などの専門家の経営診断を受け、今後経営が軌道に乗ることを証明しなさい」という要件になります。
経営診断書の作成が難しい理由
経営診断書は、単に意気込みを書くものではありません。
- 過去の財務データに基づいた客観的な現状分析
- 市場環境を踏まえた実現可能な事業計画
- 5年以内に経営を健全化させるための具体的施策
これらを数値根拠とともに論理的に説明する必要があるため、中小企業診断士の中でも林業の経営に詳しい人間でないと作成は難しいのが実情です。
3.当社にご依頼いただくメリット
当社はこの分野で複数のアドバイス・経営診断実績があり、他社と比較して書類の質は高いと評価いただいております。ポイントとしては以下となります。
- 林業特有のスキームを理解:林業特有の収支構造を理解し、適切な財務分析を行います。
- 「持続可能性」の言語化: 行政側が最も重視する「事業を継続できる力」を、プロの視点で公募要領の意図に沿って言語化します。
- 経営の棚卸し: 診断プロセスを通じて、自社の強みや弱みを再確認でき、補助金申請や今後の経営指針にも役立つ「経営の棚卸し」を実現します。
また、当社は実績とノウハウを積み上げているため最短1日でヒアリングから経営診断書作成まで完了可能です。
自社内に複数の中小企業診断士が所属しており、土日祝日含め365日対応可能な体制を構築しておりますので、「公募終了が迫っておりすぐに対応してほしい」、「週明け月曜日に経営診断書がほしいが土日に対応できないか」といったご要望にもお応えできます。
4.今回の千葉県の公募スケジュールと申請の注意点
今回の千葉県の公募期間は、2026年2月2日(月)から3月3日(火)までとなっています。
適切な診断を行うには、過去の決算書の読み込みや、代表者様へのヒアリング、事業計画の練り直しなどが必要となります。当社にご依頼いただければ最短1日で対応可能ですが、一般的には1週間程度の納期を要するため、締切直前に慌てることがないよう早めの着手をお勧めいたします。
5.当社の「林業経営診断サービス」の流れについて
ご依頼の流れ
- 初回相談: 現在の状況をお伺いします(電話、オンライン対応可)
- 資料お預かり: 決算書等の必要書類を送付いただきます
- ヒアリング: 今後の展望や課題を確認させていただきます(電話、オンライン、ヒアリングシートへの回答などご要望に合わせてお選びいただけます)
- 診断書納品: 申請にそのまま使える形式で納品いたします。
「認定を受けたいが、書類でつまずいている」「自社の経営状況で通るか不安だ」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

